渋谷センター街が「バスケットボールストリート」に改名。その理由とは?

渋谷センター街といえば全国的な認知度だがなんと「バスケットボールストリート」に改名するという話が飛び込んできた。

9/26から渋谷センター街はバスケットボールストリートになります!って言われてもなあ…センター街に認知度があるから両立するってことなんだろうか。

最近ではC.C.レモンホール=渋谷公会堂のように、メディアに取り上げられる場所でネーミングライツ的なことをやるのは効果はあると思う。

バスケットボールストリート

渋谷センター街では、通りにスポーツの名前を付ける全国的にも珍しい試みを行います。

スポーツ振興と青少年の健全育成を基本理念に、国際色・ファッションを考え合わせ、通り名を「バスケットボールストリート」と命名します。この試みにあたりましては行政関係、バスケット関係の皆様には、多大なご協力をいただきました。

渋谷駅周辺は再開発により、街も人の流れも大きく変わっていくものと思われます。
今度この名前を5年、10年とかけてバスケットボールストリート、通称「バスケ通り」として定着させたいと考えています。

主催:渋谷センター街商店街振興組合
協力:株式会社 日本バスケットボールリーグ


#画像はhttp://twitter.com/#!/nagare23/status/111832547536801793 より

「えっ、ドリブルしながら歩けるの?」 「渋谷センター街」が「バスケ通り」に

J-CASTの取材に渋谷センター商店街復興組合(以下、組合)の理事長・小野寿幸さんは、「渋谷と聞いてイメージするのはまず『若者』。将来の主役であり、宝である若者が集う健全な街となることを目指し、2~3年前から計画を進めてきました」と語る。

「センター街」は一時期、「ガングロ」「センターGUY」「家出少女」など不良っぽい若者が集まる場所として有名になり、変造テレカなどを密売する怪しい外国人も出没した。警察の取り締まり強化や組合が8年前から開始したパトロール隊の治安維持・美化運動によって街の安全性は向上したものの、まだ一部で「怖い・危ない街」としてのイメージが残っている。

「若者の持つ『情熱』『エネルギー』を、クリーンなイメージを持つ『スポーツ』と結びつけようと話し合いました。サッカー、バレー、フェンシングと色々候補はあがりましたが、渋谷の『若者・ファッション・音楽・文化・国際性』という持ち味を全て表現できるのは『バスケットボール』だと判断しました」
バスケットボールは、世界的にみると競技人口ナンバー1のスポーツで国際性が強い。また、渋谷にある国立代々木競技場第二体育館は、日本におけるバスケの聖地で、センター街はそこに通じる道。さらに、日本最大のバスケストアがあり、これまでも同組合が日本プロバスケットボールリーグを応援してきたなど、センター街は何かとバスケに縁のある商店街なのだ。新名称による街のイメージチェンジ戦略は、周辺の西武百貨店やパルコ、東急ハンズにも好評だという。
http://www.j-cast.com/2011/09/12106920.html