セスク、バルサ移籍決定か。ナスリがシティ移籍決定という噂も。

セスクのバルサ移籍が迫っている。

各種報道によるとアーセナルの主将セスク・ファブレガスはバルセロナに移籍するだろう。

BBC SPORTでは「アーセナルのセスク・ファブレガス、バルサ移籍間近か」という記事をあげている。

基本的にオフシーズンの移籍情報は7割方嘘だが、BBCは確定または確定に近い信頼度のメディアと言って良い。

一方でナスリがシティ移籍で合意という速報も流れてきておりアーセナルサポーターにとっては激震の一日になりそうだ。

アーセナルとセスク・ファブレガス

セスク・ファブレガスがバルサユース出身であり「いつかはバルサで」という願望を持っていることは周知の事実。

また昨今バルサ選手がセスク獲得希望を公言するなどアーセナルとバルサの間では駆け引きが行われていた。

セスク・ファブレガスはヴェンゲル監督やアーセナルを尊重して「移籍はしたいがクラブ間合意に達する条件なら」という姿勢であった。昨夏の移籍市場でもバルサからオファーが出されたが安すぎたため移籍は流れていた。

現在のバルサがフットボール史に名を残す画期的なチームであることは疑いの余地がない。
一方で私を含むアーセナルのサポーターにとっては、他クラブの主将に対してシャビを筆頭に「セスクはバルサに来たがっている」「セスクはアーセナルに貸しているようなものだ。時間の問題だ」などど言われるのは非常に不快であったことを表明しておきたい。

セスクを始めアーセナルがバルサユースから何人か引き抜いたことは事実であるが、仮にセスクがそのままバルサにいたとしてシャビ、イニエスタと競争して出場機会は得ることはできなかっただろう。現在でも攻守のバランスを考えればレギュラーとして出場できる可能性は低い。

アーセナルとしてはセスクの貢献は大きいものの、ハムストリングの怪我がちでシーズン通して働けないことを考えれば条件が折り合えば放出、という路線なのだろう。怪我がちという判断が正しいかは数年たってみなければわからないが私としては妥当と思う。