原宿の神宮前交差点のGAP跡地の工事が進んできた。
3階分の鉄骨と巨大なクレーンが囲いから頭を出している。
今朝は青い空にクレーンが格好良かった。
高層ビルだと遠くて見えないがこの高さだとちょうどいいね。
原宿GAP跡のテナントにはトミーヒルフィガーの旗艦店/ホリスター/アメリカンイーグルスなどが入る予定。
原宿GAP跡地の建設計画発表。12年3月開業
原宿のランドマークだった原宿GAP跡地の建設計画が発表された。神宮前交差点、表参道と明治通りの角にあったGAPの跡地は新たなランドマークとして期待されているが、再開発を行う東急不動産から11/9、原宿GAP跡地の建設計画の概要がプレスリリースされた。「GAP 原宿店」は2010年1月3日に閉店している。
原宿GAP跡地の建設計画概要
原宿GAPの跡地の施設は地下2階地上7階立てで設計は中村拓志氏とのこと。サントリー美術館などを手がけた隈研吾建築都市設計事務所出身者で多数受賞もしている若手実力派建築家らしい。”屋上には施設のシンボルとなるオープンテラスを計画し、明治神宮の森や表参道の欅並木に象徴される緑豊かな環境を施設の随所に取り込むことで、「環境への配慮」と、「街並みと調和した施設」を創造します。都心の中心地にありながら緑豊かな環境を満喫できるテラスをパブリックに開放することで、地域コミュニティーの活性化を図り自然と地域が共存した、原宿・表参道エリアの新たなランドマークとなる施設を目指します。“とあるが表参道けやき並木が明治通りと交差する地点にその緑と連結する形の建築があるというのは面白いと思う。
–2010.11.11 追記。中村拓志&NAP建築設計事務所の公式twitterからコメントをいただいていた。紹介写真はあくまでリーシング用とのこと。リーシングというのは”不動産業界では、賃貸の不動産物件に対してテナント付けを行い、仲介業務を行うことをさします。とくにロードサイドの不動産活用や大規模な商業施設などではコンセプトづくりといった計画の段階から具体的な施設やそれらの環境デザインまで立案し、実際にどのようなテナントを入居させるかを検討して交渉するなどしていくこともあります。 http://www.commercial-re.co.jp/cre_dictionary/leasing.html “とのことなのでテナント交渉用のコンセプト的なイメージで最終案とは異なる、ということでしょう。
神宮前交差点GAP跡地再開発の計画が発表。紹介写真はあくまでリーシング用です。http://hara19.jp/2010/11/10/原宿gap跡地の建設計画発表/
–追記終わり
#外観予想図は東急不動産プレスリリースより
ちなみに現在の原宿GAP跡地の写真と並べると右端にけやき並木が写っており丁度いい塩梅になりそうな気がする。
表参道・明治通り2大ストリートの交差点に新たなランドマークが誕生
「(仮称)表参道プロジェクト」平成24年春開業に向け 着工デザイン設計には、次世代に相応しい若手実力派建築家である中村拓志氏(NAP建築設計事務所 代表取締役)を起用。屋上には施設のシンボルとなるオープンテラスを計画し、明治神宮の森や表参道の欅並木に象徴される緑豊かな環境を施設の随所に取り込むことで、「環境への配慮」と、「街並みと調和した施設」を創造します。都心の中心地にありながら緑豊かな環境を満喫できるテラスをパブリックに開放することで、地域コミュニティーの活性化を図り自然と地域が共存した、原宿・表参道エリアの新たなランドマークとなる施設を目指します。
尚、核テナントには、世界的なファッションブランドであるトミーヒルフィガーをはじめ、3つのファッションブランドの旗艦店が入居する予定です。
http://www.tokyu-land.co.jp/news/2010/index_048.html
原宿GAP跡地に出店する核テナント
プレスリリースでは原宿GAP跡地の目玉となるテナントは「トミー・ヒルフィガー」の旗艦店のみ公表されているが、業界誌ではメインの3ブランドの情報が出ているとのこと。ブログ記事後半の原宿商圏の話は自分が原宿勤務になる前からの状況を解説してて興味深く読んだ。現状のキャットストリート軸は確かにちょっと寂しい感じだ。
- 「トミー・ヒルフィガー」の旗艦店
- アバクロのサーフブランド「ホリスター」
- 「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」
表参道と明治通りの角にあったGAPの跡地がどうなるのか色々と憶測がありましたが、どうやらグローバル3ブランドの複合で決まったようです。業界紙の伝えるところに拠ると、「トミー・ヒルフィガー」の旗艦店、アバクロのサーフブランド「ホリスター」、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」(アバクロの二番煎じみたいなお手頃ブランドですけど)で構成されるとか。これらは皆、アメカジ系で、キャットストリート入り口の「ラグビー」「ラルフローレン」と繋がってアメリカ地区を形成するのでしょう
— 中略 —
原宿商圏は表参道軸の大人ラグジュアリー系、明治通り軸のマスファッション系、キャットストリート軸のストリート系、竹下通り軸のティーンズ市場系から構成されていますが、キャットストリート軸は衰退が続いて空き店舗ばかりが目立ちます。表参道軸もピークはリーマンショック前で、一時は骨董通りまで広がった勢いも今は潮が引いてしまいました。ひとり元気なのがファストファッション店が並ぶ明治通り軸ですが、新宿や渋谷と同質化が著しく、原宿カルチャーはラフォーレ地下の一画にひっそりと残るばかりです。
http://apalog.com/kojima/archive/601