ラフォーレ原宿でヘンリー・ダーガー展を開催中。
ヘンリー・ダーガーは死後一連の膨大な作品「非現実の王国で」が発見されたアーティスト。
アーティストと言って良いのかわからないがヘンリー・ダーガーは15冊1万5145ページの戦争物語『非現実の王国で』とそのために描かれた300余点の大判の挿絵を残したこと、発見者の大家もデザイナだったため保存状態が良いことから広く知られるようになった。
1997に原美術館で展示会が開かれて以来の展示会となる。
ドキュメンタリー映画にもなっている。
![]() 送料無料!!【DVD】非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎 デラックス版/ 【smtb-TD】【saitama… |
ヘンリー・ダーガー展@ラフォーレミュージアム原宿
ヘンリー・ダーガー展 〜アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く「非現実の王国で」
- 作家:ヘンリー・ダーガー
- 会場:ラフォーレミュージアム原宿 (ラフォーレ原宿6階)
- 会期:2011年4月23日(土)〜5月15日(日) 11:00〜20:00 [5月15日(日)は18:00まで]
- 料金:一般800円 / 学生600円
4月21日より開催される同展では、未だ全容が解明されていない作品『非現実の王国で』と、作家自身の知られざる実人生の2つの謎を解き明かす企画展となり、本邦初公開となる挿画作品や遺品も展示される。
会場は、ダーガーの幼少期にフォーカスをあてる「Early Days」、ダーガーが興味を抱いていた事物を紹介する「Archeology of Henry Darger’s Room」、本邦初公開作品も含む『非現実の王国で』の挿画64点を展示する「Welcome to the Realms of the Unreal」、自叙伝と遺品6点を紹介する「History of My Life」、様々な分野の著名人から寄せられたコメントを通じてダーガー像に迫る「Hommage」の5つのセクションで構成される。
http://red1press.com/?p=8713
ヘンリー・ダーガーとは
アウトサイダー・アートというのは子どもや、正式な美術教育を受けずに発表する当てもないまま独自に作品を制作しつづけている者などの芸術などを指している。
最も有名なアウトサイダー・アーティストの一人。
1973年4月13日、シカゴ。身寄りのない81歳の老人が息を引き取った。彼が40年来住んでいたアパートの部屋には訪ねてくる人もいなかったという。アパートの大家ネイサン・ラーナーは、老人の遺品を処分しようと、この雑然とした部屋に足を踏み入れ、大変なものを発見する。タイプライターで清書された15冊1万5145ページの戦争物語『非現実の王国で』とそのために描かれた300余点の大判の挿絵だった。自身も高名なデザイナーであったネイサン・ラーナー、そして彼が亡くなった後は夫人のキヨコ・ラーナーの奇跡的な尽力によってその作品は完璧に保存され、美術界に紹介され、広く知られることとなった。ダーガーが拾い集めた新聞や雑誌の膨大なスクラップで溢れる故人の部屋そのものも、ダーガーの死後25年の間そのままの状態で保存されていた。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D8%A5%F3%A5%EA%A1%BC%A1%A6%A5%C0%A1%BC%A5%AC%A1%BC