モントークは原宿・表参道を代表するお洒落カフェ・ラウンジ。
montoakの他だとアニヴェルセルカフェとかブルガリイルカフェとか?個人的には同じビルのSMOKE BAR & GRILLもおすすめ。
場所は表参道の旧キデイランドの並び、モノリスのような黒いガラス張りの立方体を見てなんだろうと思った人も多いはず。
モントークの建物は表参道の路面店ながら遮光ガラスで店内が覗けず店名の案内も無し、と意識的に会員制的な雰囲気を出している。
モントークとは
元々この場所は日本初のオープンcafe「カフェドロペ」があった所。なるほどね(調べた)。
表参道がブランドストリート化する一方でモントークはそれ以前からの「カフェドロペ」のサロン的雰囲気を継ぐものとして思想された。
▼GAP跡の再開発の壁にはられていた70年代~80年代当時の写真。
米軍家族住宅「ワシントンハイツ」があった関係で白人の人も多い。
設計はカフェ設計では有名な空間プロデューサー山本宇一氏。数年前の東京のカフェブームの仕掛け人で「Bowery Kitchen(バワリー)」や「Lotus(ロータス)」を手がけた人。
モントークは2002年12月に開店。運営しているアパレル企業JUN社長の佐々木進と山本宇一の対談ではモントークを「“かっこいいひとが集う場所”にしたい」と語っている。
ファッション関係の編集者の人が打ち合わせをしてるのを良く見掛けるのでクリエイターが集う場所にしたいという意図は達成されているだろう。
佐々木:宇一さんとこの『モントーク』を作るときにも、最初に、こういう人が集う店にしたいよね、というところからスタートしましたよね。結果、それが現実にそうなったし。
山本:JUNというブランドのこととか、あるいは佐々木さんが今度会社のデザインをこうしていきたいんだと、そういういろいろな気持ちを汲み取ると、じゃあ『モントーク』はどうなったらいいのか、とか、けっこうそこは現実的でしたよね。
佐々木:ああ、そうですね。ここは30年以上前から『カフェ ド ロペ』という形でやってきていたんですが、当時『カフェ ド ロペ』を作ろうと思っていた考え方と、宇一さんと『モントーク』を考えていたことっていうのは、本質的には一緒ですよね。“かっこいいひとが集う場所”という意味で。ただ、時代が違うので結果的に表現の仕方は変わりましたが。
→佐々木進 ☓ 山本宇一の対談
表参道モントークの魅力
数回使ったが意外とここは使いやすいカフェなのだ。
一つは中からは普通に外が見えること。日中なんかはかなり開放的。
外からは暗く見えるだけに驚くと思う。このギャップが新鮮。
▼中三階の座席から三階と二階方面。表参道のケヤキ並木も緑が濃くなってきた。
二つ目は席の配置が巧みでグループごとの視界が合わないようになっていること。
いろんな席を制覇したくなっていつでも新鮮。
二階はテラス席になっているので表参道のさざめきを聞きながらゆっくりできる。
三階にはVIP席っぽい卓もあって記念日とかに予約してみたいなあ。
モントークのランチ
夜はパスタで1500円クラスだったりお高いんだけどランチは1000円程度で食べられるのでおすすめ。
▼ランチは11:00〜17時と長い。原宿・表参道はカフェタイムの代わりにランチタイムが長いのが特徴。
BENTO、という日替わりランチは1000円か1500円。これは1000円の方。
BENTO B、1500円。鹿児島産黒豚のミルフィーユカツレツと金目鯛のアクアパッツァがメイン。1000円の方より小皿が多くてデザートが付く。量は大人男性だとちょっと少ない。いわゆるカフェ飯。
モントークの夜カフェ
星が映っているので多分「クリスマス直前!セカイカメラで楽しむ表参道イルミネーション2010」の取材の時。
割と暗い店内で見えにくいと思うが店員さんが良く目配りしている。
料理やお酒も割と早く出てくる。お値段は可愛くない(><)。雰囲気を楽しむお店ですね。