ラフォーレ原宿の公式アカウントがtwitter活用事例として凄まじい件

昨日ラフォーレ原宿の半期に一度の恒例行事、グランバザールが終了した。

グランバザールは秋冬物を売り尽くすラフォーレ原宿最大のセール。

自分は地元ブロガーとしてラフォーレ原宿の公式アカウントが怒涛のtweetをしているのを眺めていた。

そしてこれは企業の公式アカウントとして圧倒的な活用事例なのではないかと思うようになったので紹介したい。

大規模商業施設のセールはtwitterと相性がいい

140店舗もある大規模商業施設が全館セールということでコンテンツはたくさんあるが、ラフォーレ原宿のグランバザールの場合はさらに毎日の日替わり企画、一日何回か行われるタイムセール、目玉商品、賑わいなどネタに困らない。

企業の公式アカウントの中には無理にtweetをひねり出しているものも見かけるが期間限定のセールなら心配要らない。またコンテンツの寿命が短いタイムセールの告知に情報拡散が早いtwitterは有効だ。

つまり大規模商業施設のセールは非常にtwitter向きだと言える。でもそれを企業公式アカウントが活かせるかは別問題で、実際にやってのけた@Laforet_SALEの中の人達には拍手を贈りたい。

▼一人3個ショッピングバッグを持つくらい売れている。

ここが凄い！ラフォーレ原宿グランバザールの基礎データ

まずはラフォーレ原宿って何、グランバザールって何、という所から。

• ラフォーレ原宿は森ビル所有で1978年開業
• グランバザールは半年に一度行う恒例行事
• 今年は約140店舗が参加し2010年1月21日〜25日に開催
• 初日は1400人が行列。行列は神宮前交差点から原宿駅近くのソフトバンク表参道店まで続いた。
• 毎日日替わり企画、とタイムセールを実施しお祭り感、今だけ感を演出
• 公式アカウント（ @Laforet_SALE ）は期間中に529件、100tweet/一日と怒涛のつぶやき。
• うち約半数の221件が画像付き投稿。
• タイムセールの告知、各店の目玉商品を写真や値段付きで投稿などtwitterを使いこなす。

▼夜20時過ぎの神宮前交差点のにぎわい。

圧倒的なコンテンツ力

詳細はtogetterでまとめたので下の方で見ていただくとして@Laforet_SALEのtwitter活用ぶりをピックアップしたい。

初日、開店前の行列に飲み物を配る様子をレポート。

50%OFFでお得感をアピール。

言及tweetも拾うまめさ。

入居店舗の公式アカウントのtweetも紹介。

各店のセール品をスタッフが回って写真付きで紹介。ブランドや値段、値引き率を具体的に出せるのは説得力がある。

セールのお祭り感を紹介。これを見ていたら行きたくなるよね。

タイムセールはtwitterの速報性に適していると思う。しかもグランバザールの場合70%OFFのタイムセールがしばらく後にさらに10%OFFになったりする。

ユーモアも忘れない

最終日の日付が変わる頃、「それでは次回、夏のグランバザールで」とお別れ。お祭りの終わり方をよく分かっていると思う。

@Laforet_SALEのグランバザール全発言

お時間ある方はひと通り眺めてみてください。セール期間中埋め草的発言なしの怒涛のtweet！