表参道にまた1つ個性的な建築が誕生する。TOD’S脇の角で覆いが外されたのは「表参道けやきビル」。建築家・團紀彦の設計だ。TOD’SにL字型に囲われた狭い敷地ながらトーチ状の円形の筒が上空に伸びていく様子はなかなか力強い。
建築家・團紀彦の表参道けやきビル
隣のTOD’Sは今年建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した伊東豊雄の設計。伊東豊雄 – もののもつ力「TOD’S 表参道ビル」:私の建築手法でインタビューが読めるが表参道のケヤキのシルエットをファサードに展開している。コンクリートの仕上げが美しく私も好きな建築の1つ。
建築家・團 紀彦(だん のりひこ)のプロフィール
作曲家・團伊玖磨の次男にして鳩山家とも親戚関係にあるなどWikipediaに家系図が載っている一族の出身。しかし実力派確かであって日本建築学会賞業績賞、吉岡賞などを受賞されている。
2011年台湾の「日月潭風景管理処」は台湾建築賞を受賞、多数の写真がSun Moon Lake visitor centre by Norihiko Dan and Associates – Dezeenで見られる。建物が単体としてあるのではなく、地形と融合した感じが特徴なんでしょうか。