原宿瑞穂の豆大福 / 東京三大豆大福は原宿土産の定番

原宿土産の定番ということで知ってはいたが初めての紹介の原宿瑞穂さん。昭和56年創業の和菓子屋でショーケースには豆大福ともなかの2種類だけ。この豆大福が東京産大豆大福の一角として有名なのだ。

和菓子の、さらに豆大福というニッチなエリアで三大とは大げさだなと思っていたが称されるだけの価値がある美味しい豆大福。

店主の大橋正文さんは、大学生時代に老舗和菓子店「岡埜榮泉」の豆大福に出合い惚れ込み、卒業後に修行を経て和菓子職人になった。それが『瑞穂』の始まり。1981年、生まれ育った原宿に店を構えて以来、毎朝家族とともに店の奥であんを炊いて、餅をつき、大福を手作りしている。「手間を惜しまず、真心をこめて作りたい」から、大量生産はしない。商品は豆大福と最中の2本柱で、どちらも閉店を待たずに完売しまう日が多いそう。電話で取り置きをしてからの来店がお勧めだ。
http://www.savarins.jp/shop_detail/shop_id/217

東京三大豆大福とは

私が洋菓子の方が好きなので和菓子を取り上げることが少ないのだが、東京三大豆大福(護国寺の群林堂・高輪の松島屋・原宿の瑞穂)の松島屋を買ってみた所びっくりするくらい美味しかったので瑞穂もいつかはと思っていた所。

キャットストリート裏の原宿瑞穂

瑞穂の豆大福は通販なし、売り切れ御免ということで平日でも夕方には売り切れていることが多いようだ。何度か通ったが16時くらいで駄目だったことがある。
原宿瑞穂の外観

原宿瑞穂の豆大福

贈答用の化粧箱入り箱は6個セットから。江戸市中っぽい雰囲気の絵柄。豆大福ともなかしかないので「4個!」と個数だけで注文できて新鮮。

マカロンと同じくぼってりしたものは積んでみないとね。
原宿瑞穂の豆大福

豆大福の断面

割ってみた所。こしあんにもちっとしたしっかり目の餅。重みがあって食べでのある大福。その単調になりがちな所に豆がアクセントになっている。
瑞穂の豆大福の断面