村野藤吾の設計の目黒区役所(旧千代田生命保険本社ビル)建築ガイドツアー参加者募集中

目黒区総合庁舎の建築ガイドツアーというのが目にとまりまして、お役所の庁舎の見学?と調べてみたらこの目黒区総合庁舎に興味を引かれてきた。

建築家村野藤吾の設計で、建築賞を受賞した旧千代田生命保険本社ビルが破綻によって目黒区役所に引き取られるという珍しい経緯をたどっている。

建築家の物件を解説付きでまわれるだけでも価値があるが「企業のオフィスから庁舎への用途変更にあたっての変更点に特に注目するコース」なんかはマニアックでそそられる。

現庁舎はかつて村野藤吾の設計による、旧千代田生命保険本社ビル(1966年)で、外壁の白色アルミ鋳物製ルーバーが印象的な建築物で、1969年にBCS賞(第10回)を受賞している。2000年10月に千代田生命保険が、更生特例法の適用を申請し破綻した。管財人は目黒区に本社敷地・建物の売却を打診した。かねてから区役所庁舎の手狭化に直面していた区は、この物件を取得し新庁舎として大規模に改修を行った。(Wikipedia)

  • A、通常コース:「見どころ」満載、全体像を知るためのコース
  • B、コンバージョン(用途変更)コース:企業のオフィスから庁舎への変更点に特に注目するコース
  • C、和室集中コース:ビル内の魅力的な和室・茶室などに特に注目するコース
日程は4月29日(月・祝)、5月10日(金)、5月25日(土)、6月8日(土)の各日。下記リンクの詳細から目黒区美術館へ事前申込みが必要。

目黒区総合庁舎 建築ガイドツアー

目黒区総合庁舎(1966年竣工・旧千代田生命本社ビル)は、建築家・村野藤吾が情熱を傾けたオフィスビルの傑作。近年「村野藤吾展」が開催され、「村野藤吾」についての書籍も刊行されるなど、あらためて評価が高まっています。

http://mmat.jp/exhibition/archives/ev130429