年間200食パンケーキを食べるトミヤマユキコ氏の書籍「パンケーキ・ノート」発売記念イベント締め切り迫る

以前「年間40店食べたhara19.jpが決定する東京最強のパンケーキ10選」という記事を書いて好評だったのだが、世の中には上には上がいるもの。

年間200食パンケーキを食べたトミヤマユキコさんの書籍「パンケーキ・ノート」が発売から1週間で重版決定するなど人気を博している。お台場カルカルで行われる発売記念イベントの締め切りは21日まで。私も参加するので現地で握手!

パンケーキを年間200食するためには週何度食べる必要があるか計算してみた

一年52週なので週4食。2日に1回以上パンケーキを食べている計算になる。ちょうど執筆追い込みの頃の文章が載っていたが食べる日には1日4食とかされているようだ。「ムカムカする胃をなでさすりながら」というから尋常な執着ではない。私も頑張って一日3食くらい、夜シロップ染み染み系を食べてしまうとさすがに辛いからよくわかる。

一番知りたいのはそれだけ食べてなぜ太らないのか?!次はダイエット本どうですか!

わたしにはパンケーキが必要なんだ。(晩ごはん、なあに?23) トミヤマユキコ

ここのところずっと、気が狂ったようにパンケーキを食べている。

かねてから細々とやっていた食べ歩きが本格化しており、一日二食は当たり前。多い時は一日四食も食べて、ちょっと吐きそうになったりした。ほとんど病気か阿呆の所行であるが、ムカムカする胃をなでさすりながら眠りに落ち、翌朝起きると「きょうはどこで食べようかな?」と思っているくらいだから、ひょっとしたらこれはもう、愛なのかもしれない。両親も祖父母も秋田の人間で、幼いころから米の旨さを骨の髄までたたき込まれて育った女なのに。不思議だ。

http://wan.or.jp/reading/?p=8505

パンケーキ・ノート発売記念イベント告知

おっと書評の前にイベントの話を。 来週金曜の19時から、お台場のイベントスペース東京カルチャーカルチャー。私もカルチャーカルチャーへ行くのは初めてなので楽しみ。サンシャイン水族館などを手がけた中村元さんの超水族館ナイトとか行ってみたいんですけどね。

  •  イベント名:『パンケーキ・ノート』出版記念イベント パンケーキの世界 必修講座!
  • 出演者:トミヤマユキコ(ライター、研究者)/ ヒキノトオル(甘党男子 代表) 
  • 日時:2013 02/22 [Fri] よる Open 18:00 Start 19:00 End 21:30 (予定)
  • 場所:お台場・東京カルチャーカルチャー
  • 費用:前売券/¥1500(その他飲食代は別途) 当日券/¥2000
  • 詳細/申込み:http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_130118204146_1.htm

日本各地で盛り上がりを見せるパンケーキ・ブーム!
 
各店のおすすめポイントもさまざまです。

「昔ながらの~」「ハワイの~」「オーガニック素材の~」などなど。
どれにしようかワクワクするけど、目移りしてどこへ出かけたらいいのかわからない。

そんなあなたの救世主となる1冊『パンケーキ・ノート』が登場しました。
著者トミヤマユキコさんが食べた年間200食の中から、本当にオススメできるお店やミックス粉などを紹介してくれています。

今回、そのトミヤマさんと甘党男子代表のヒキノトオルさんをお迎えして、広くて深いパンケーキ・ワールドを、徹底解説していただきます。

よりおいしく!楽しく!ちょっと意外な?パンケーキを味わうトッピング実験もあり!
自宅でうまく焼くコツは?解説を聞きながら、実際にのせたりはさんだりの実食イベント。
これを聞けば、あなたも今すぐ「パンケーキ通」です!

パンケーキ・ノート書評

あの、とても丁寧なパンケーキ本だと思う。パンケーキを出す店舗は全国に300店舗以上、うち東京に100店舗ほどあると言われているのだけれどもパンケーキ・ノートではパンケーキ店、薀蓄、関連書籍など100点を取り上げている。やっぱり、数十店の違いを説明していくというのは大変な作業。私も「おいしい」「これはよいものだ」という全体的な印象は言えても裏を取りながらちゃんと文章に起こすというのはなかなかできない。

例えば日本のパンケーキには喫茶店系、ホテル系、極厚系、フルーツパーラー系、ハワイ系と色々区分できるけれども、パンケーキ専門店は意外と少ない。だから例えばピノキオだったらマスターが近所の子供に出していたのが始まり、的なストーリーがそれぞれにある。そういう想い入れが語られているのがこの本のいい所だと思う。料理としてのパンケーキも大事だけれど食べて出てくるだけでは勿体無いよね!

実用的な所で言うと、男子系、女子系、スイーツ系食事系などの分類が巻末に載っているのが嬉しい。いくつも食べ歩いていると記憶も曖昧になってきてしまうから「やっぱりそうだったよね」と確認しながら反芻している。

パンケーキ・ノート