ようやく、と言って良いでしょう。カフェカイラ表参道がオープン。場所はGYREの地下で70席。「ハワイで一番おいしい朝食の店」というのが売り。
カフェカイラは元教師のカイラさんが始めたハワイのパンケーキ屋でフルーツ山盛りのパンケーキが特徴。2011年ハワイのグルメ賞であるハレアイナアワード ベスト朝食賞に輝いた。…という肩書きを引っさげてパンケーキの激戦地原宿・表参道エリアに参戦となる。@hara19jpはスカイツリー店に行って以来の再訪問となる。
目玉は新メニュー「カフェ・カイラ・オリジナルワッフル」
カフェカイラのメニューはパンケーキ、エッグベネディクト、オムレツが三大メニューだった。一番人気はもちろんフルーツ盛り盛りの「カイラ・オリジナル・パンケーキ」。表参道店では新たにワッフルが加わった。
フルーツ山盛り系メニューのページ
カイラ・フレンチトーストも気になるがここは新登場の「カイラ・オリジナル・ワッフル」一択でしょう。一番人気のパンケーキを格下げするのかなと思っていたら「ハワイ店人気No.1」という新しいポジションを設けたようだ(笑。ちなみに大抵1500円以上と高く感じられるかもしれないが
カイラ・オリジナル・ワッフル 1900円
そしてこれが「カイラ・オリジナル・ワッフル」。<全部乗せ>なのでトッピングにイチゴにブルーベリー、キャラメリゼしたリンゴ、バナナにホイップクリームとシロップが添えられる。
ハワイでNo1.だったワッフルは日本では機器が違って再現できなかった(&日本ではパンケーキがブームだったから?)ため提供停止されてたが、ハワイと同じ機器を導入したとのこと。
旧店では本店と同じ機械を導入することができず、8月~10月に限定提供していた「カイラオリジナルワッフル」(以上1,900円、追加ワッフル1枚800円)もラインアップ。ワッフルは本店で1番人気のメニューだという。パンケーキ・ワッフル用にフルーツの追加トッピング(200円~450円)、食事メニュー用にアボカド(200円)やベーコン(3枚300円)、パパイア(4分の1サイズ300円)などの追加トッピングも用意する。想定客単価は2,000円弱。
http://www.shibukei.com/headline/9020/
ワッフルの全景はこんな感じ。生地は硬すぎず腹にたまるほど粉っぽくもなく、という感じで私は好み。ブルーベリーと苺の酸味にキャラメリゼしたリンゴの甘みがマッチしてバランスが良い。
比較用に、こちらがカイラ・オリジナルパンケーキ。トッピングは同じでパンケーキかワッフルか、という違い。
イタリアン・オムレツ
カフェカイラのメニューはシェア前提で一つのメニューが二人分の値段&ボリュームなので一人で行くと目玉のパンケーキ、エッグベネディクト、オムレツのどれか一つしか食べられない点に気をつけたい。我々は2個甘いモノはどうかなということでオムレツを頼んでみた。
付け合せのサラダとローストポテトはボリューミーで美味しい。
気になる待ち時間は2時間程度か
行列が長いことで有名だったカフェカイラ、表参道店では70席を確保し大幅な改善が見込まれる。初日ということで朝8時に行って入店が10時半だったが、夕方16時に行った人で2時間待ちだった。
各種メディアで取り上げられ人気が出たこともあるがスカイツリー店は席数が20席くらいでキャパオーバーだったのが正直な所。開店前に「提供が17時以降になってしまうため受付を終了しました」とアナウンスが出るのをよく見かけた。
初日で行列の絵が撮りたかったのか今日は並ばされたが明日からは整理券方式で行列しなくて良くなると思う。
10時過ぎに配られた整理券。整理券の使い方はこちら
カフェカイラのオープニング
表参道は朝が遅い街だ。8時にはご覧のとおり、遠くまで見通せる。
カフェカイラは地下で目印が無いがGYREの脇には立て看板が出ている。
GYREの地下への行列。普段はここへ並ぶことになるだろう。階段部分で30人くらい。
GYREのキャットストリート側に行列が続く。
ちょっとシュールな行列風景。登って下って登って下る。こんな形で建築物としてのGYREをよく見ることになるとは。
カフェカイラ表参道店の内装とサービス
デュヌラルテの向かいで以前3店舗あったところをぶちぬいて広大な店舗に。
新店の店舗面積は旧店の約3倍に当たる61.75坪。席数は70席を用意。本店のイメージを引き継いだという店舗は、「ハワイの朝」をイメージし壁面やテーブル・椅子などを淡い色の木材を基調に明るい雰囲気に仕上げた。ベンチ席の背もたれや天井などに、ハワイ州花でもあるハイビスカスのデザインをあしらった。店舗奥の壁面には55インチディスプレー8台を埋め込み、カメラマンが撮影したハワイの写真を基にした映像を流す。海の波や雲、揺れるヤシの葉などをCG処理したもので、5分ごとに変化するほか、朝・昼・夜と時間帯に合わせ変化する。移転に伴いスタッフのユニホームをアロハシャツにするなど「ハワイの演出」を強化した。
http://www.shibukei.com/headline/9020/
淡い木材で窓や鏡が多く広く見えるよう工夫されている。
スタッフのユニフォームはハワイということでハイビスカス。奥の青いところが大型モニタ。
ご覧のようにオアフ島の風景が映し出されている。アイデアは良いが青い光が料理や座っている人の顔に当って顔色悪く見えたりまずそうに見えるので改善が必要かと思う。(モニタの下に座っていたので尚更)。
カフェカイラ表参道特集
その他カフェカイラ表参道について書いた記事はこちら。
原宿・表参道エリアは今、日本一のパンケーキの激戦地。他に有名所では最大の席数をもつエッグスンシングス、今年フラッグシップショップをオープンしたbills、吉祥寺にもあるパンケーキデイズなどが挙げられる。カフェカイラは70席ということで待ち時間が減る上エッグスンシングスに次ぐ席数をもつことになる。
表参道店のまとめ
- カフェカイラ表参道で新登場のフルーツトッピング山盛りワッフルを食べてきた!
- カフェカイラ表参道がオープン!
- カフェカイラ表参道のメニュー
- カフェカイラの整理券とは
- カフェカイラ表参道の場所・行き方
- カフェカイラが表参道に移転発表
スカイツリー店時代のニュース
カフェカイラとは
そもそもの話。
カフェカイラ(Cafe Kaila)は元教師のカイラさんが始めたハワイのパンケーキ屋でフルーツもりもりのパンケーキが特徴。2011年ハワイのグルメ賞であるハレアイナアワード ベスト朝食賞に輝いた。2001年の受賞店舗を見ると沢山の店舗が選ばれる賞のようだがハワイの地元でも美味しいとされている、という肩書きは強力だ。
実際、現地で食べたことがある人と一緒にスカイツリー店を訪れたがパンケーキのボリュームは本店と同じだと言っていた。
原宿・表参道のパンケーキ事情
原宿・表参道は今、日本一のパンケーキ激戦区となっている。
従来からあったエッグスンシングス原宿店、パンケーキデイズ原宿店、外苑前の香咲、キャットストリートのuzna omom(ウズナ オムオム)に加え4月に相次いでオープンしたレインポーパンケーキ、東急プラザ表参道原宿最上階に旗艦店を構えた“世界一の朝食” bills表参道店、そして今月オープンした逗子のSUNDAY JAM。いずれもメディアに取り上げられた人気店ばかりだ。billsとSUNDAY JAMは徒歩5分の至近距離で両方トランジットジェネラルオフィス運営ということで意図的に「原宿・表参道エリアはパンケーキのメッカ」という戦略で密集させているものと思われる。
そして「開店即行列打ち切りの人気店」という実績を引っさげてカフェカイラ表参道、というわけだ。
[sc:pancake]