ティム・バートン監督作品『ビッグ・フィッシュ』、2/19 原宿シネマにて上映

「原宿シネマ」は、VACANT原宿を舞台に毎回異なる館長が “人生に衝撃を与えた一本”をテーマに上映作品を選定するイベントである。現在までに俳優やモデル、スタイリスト、フードディレクターといった様々なクリエーターが館長を勤めてきた。

今回館長に就任した図案家・アーティストのエドツワキ氏がセレクトするのは、ティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ』。

2005年に公開となった同作品に登場するのは、おとぎ話のように自分の人生を語る父とジャーナリストとして活躍する息子。父と子の確執だけにとどまらない感動の物語は、ティム・バートン作品の中でも何度も見たい作品の一つに挙げる人も多いのではないだろうか。

▼人生の1本に会いに行く。ー原宿シネマ(イメージ)

本作「ビッグ・フィッシュ」に登場する父と息子は、まったく異なった気質を持っています。
息子は親父が得意げに語り、周りのひとを吹き出させる昔話しにまったく笑えず、とんでもない作り話だと拒絶します。父の死期が近づいていると分かっていても、その感情を拭えないでいる。果たして親父は本当にただのホラ吹きなのだろうか?

僕が小学生のときに観た「キングコング」でヒロインを務め、恋をしてしまったジェシカ・ラング、近年の女優のなかでは大好きなマリオン・コティヤールがそれぞれ息子の母親と妻を演じています。

ニクイニクイ ^^ 長年ティム・バートン作品を見続けてきましたが、実は今もって本作が僕の中でブッチギリの一番です。何度観ても最後に温かい涙がこぼれます。
原宿シネマでお会いしましょう。巨大魚の姿がたち現れるかもしれないね。
http://www.harajukucinema.com/movie.html

親というのもを鬱陶しく感じることは、洋の東西を問わずあるらしい。そんなだれもが一度は経験する葛藤を描き出したこの作品、いま一度スクリーンで観るのも良いものだと思う。

そして鑑賞後には親に電話を入れてみよう。親と子の時間は、限られたものなのだから。

●原宿シネマ 第9回 ファンタジーを感じる映画たちvol.1
上映日時:2012年2月19日(日)15:30開場 16:00開演
上映作品 :『ビッグ・フィッシュ』
館長:エドツワキ/図案家、アーティスト

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●エドツワキ氏オフィシャルサイト
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