蓮舫氏の災害仕分けに関する発言

蓮舫氏が東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に関する節電啓発等担当相に任命された。この件で蓮舫氏が仕分けで「百年に一度の災害にそこまでの大金投じる意味あるんですか?」と発言したと批判が出ている。

キャッチーな発言を抜き出して揚げ足取りが行われているようなので事実関係を検証した。

この批判は自民党政権が実施していた災害対策予算の一つであるスーパー堤防を民主党政権が仕分けで廃止した、というものだ。その中で蓮舫氏が「百年に一度の災害にそこまでの大金投じる意味あるんですか?」と発言したとされる。

結果から言うと該当する発言をしたのは事実だが文脈を見る必要がある。報道によると蓮舫氏が総事業費に12兆円かかるスーパー堤防について完成に400年もかかるならそれは完成しないのと同じなので意味が無い、という趣旨の批判をしている。

左右見比べてみるとわかるが実際の発言は当然の指摘をしているに過ぎない。そもそも論としてはスーパー堤防は洪水対策用で津波対策用ではないから今回の地震と絡める意味が無い。

  • 百年に一度の災害→「200年に1度の大洪水を想定するのは百歩譲ってわかるが」
  • そこまでの大金投じる意味あるんですか?→「全部完成に400年かかるというのは、現実的な話だとお考えでしょうか」

蓮舫「200年に1度の大洪水を想定するのは百歩譲ってわかるが、全部完成に400年かかるというのは、現実的な話だとお考えでしょうか」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101029/plt1010291630004-n1.htm

蓮舫行政刷新相、スーパー堤防事業視察

この事業は10年以上かけ、約7000億円を投じているものの、地元の反対などで停滞し、全体の8%しかできておらず、蓮舫行政刷新相は「出口が見えないのは、手段や金の使われ方として疑問だ」と指摘した。
http://www.news24.jp/articles/2010/10/22/04169164.html#

スーパー堤防に「廃止」判定 優先度低いと批判

政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は28日、事業仕分けの2日目の作業で、国土交通省所管のスーパー堤防事業について「廃止」と判定した。

200年に1度の大洪水に備えたスーパー堤防は、首都圏や近畿圏の6河川で計872キロを整備する計画。社会資本整備特別会計の事業として1987年から実施され、今年4月までに約7000億円の事業費が投じられている。

しかし、完成・整備中は約50キロ(全体の5.8%)にとどまり、整備を今後続けた場合、全計画の完成までに400年かかり、事業費は12兆円に膨らむと試算されていた。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110120/fnc11012012340044-n1.htm

その他のデマ

節電を呼びかけるチェーンメール/コスモ石油火災により雨で有害物質が降るデマ/阪神大震災で強姦が多発というデマ/支援物資募集関係のデマ・チェーンメール/募金詐欺(国内、海外)、溺死した死体が流れ着いている画像のデマ/米空母ロナルド・レーガンの甲板に「はじめまして」の文字のデマ/辻元清美氏が阪神大震災当時に「自衛隊は違憲です。自衛隊から食料を受け取らないでください。」との批判ビラを配ったとするデマ/舫氏が「百年に一度の災害にそこまでの大金投じる意味あるんですか?」と発言したとするデマ/糸柳のデマ/尾田栄一郎氏が15億円寄付したとするデマ/自衛隊が日本では物資の空中投下が認められていないという話/茨城県知事が災害派遣要請を出してないというデマ/農水省は明日の出勤を禁じた、というデマについては「地震のデマ・チェーンメールその1」を参照(クリック) >>「地震のデマ・チェーンメールその2」を参照(クリック) >>

「蓮舫氏の災害仕分けに関する発言」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。